伝説の豪速球と知られざる真実!ベンチュラがMlbに遺した衝撃にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

「エースの風格」を弱冠20代前半で漂わせていた男がいた。ヨルダノ・ベンチュラだ。ドミニカ共和国出身のこの俊英は、細身の体躯から繰り出す最速100マイル(約161km/h)オーバーの剛速球を武器に、カンザスシティ・ロイヤルズの投手陣を牽引した。

圧巻だったのは2014年と2015年のシーズンだ。チームを怒濤の勢いで引き上げ、ついに頂点へと導いたワールドシリーズでの熱投は、まさに伝説。物怖じしない強気なピッチングスタイルは、時に敵陣営との緊張感あふれる場面を生んだが、それこそが彼の真骨頂だった。メジャーリーグベースボールの歴史において、彼ほど速球一本で観客の心を打ち震わせた若手投手は極めて珍しい。