キッズアイドルを支えるファンの年齢層を調査すると、同年代のファンはごく一部であり、大半が40代から60代を中心とした成人男性で占められている現場が珍しくありません。熱心に応援するファンがいる一方で、一部の悪質な参加者によるストーカー行為やプライベートの特定といった犯罪被害のリスクが常に付きまといます。
かつて社会問題となったジュニアアイドルDVDの摘発事件の真相を振り返ると、制作側が「本人の希望」を盾に過激な撮影をエスカレートさせ、最終的に児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕者を出した経緯があります。現在では主戦場がDVDからSNSやライブイベント、個別撮影会へと形を変えただけで、未成年者が危険に晒される本質的なリスクは変わっていません。自宅の最寄り駅を特定されたり、執拗な付きまとい被害に遭ったりと、日常を脅かされる子どもたちの事例は今も報告されています。