バードウォッチング人口の増加や都市部近郊の緑地化に伴い、オオタカやツミが都市公園や社寺林で営巣する事例が増加しています。鷹の鳴き声をフィールドで耳にした際、私たちが取るべき適切な距離感と判断基準を整理します。
観察をおすすめできる状況・楽しむべき人
開けた上空を旋回しながら鳴いている場合や、安全な観察路から50メートル以上の十分なディスタンスを確保できる環境での観察です。双眼鏡やフィールドスコープを用い、鷹の自然な採餌行動や飛翔フォームを静かに見守る分には、素晴らしい自然教育・リフレッシュの機会となります。
近付くのを避けるべき危険な状況・注意が必要な人
林の中から「ケッカッカッ!」と激しい威嚇音が連続して聞こえ、頭上を旋回しながら急降下姿勢を見せている場合は直ちにその場を離れてください。巣に卵や雛がいる証拠であり、不用意に接近すると親鳥が後頭部を爪で攻撃してくる重大な事故に発展します。特に小型犬の散歩や小さな子ども連れの場合は、速やかに刺激を与えずに後退することが鉄則です。