ハリウッドにおけるドウェイン・ジョンソンの現在は、単なるトップ俳優の領域を遥かに超越しています。フォーブス誌の長者番付をはじめとする各種経済メディアの算出データによると、彼の年間総収入は推定8,000万ドルから1億ドル(約120億〜150億円)に達しており、映画1作品あたりの基本出演料は2,000万ドル超に加え、興行収入のプロフィットシェア(歩合契約)を保持しています。
特筆すべきは、映画以外の多角的なビジネスポートフォリオです。自身が共同創業したテキーラブランド「テレマナ(Teremana Tequila)」は記録的な販売ペースを記録し、企業価値は数十億ドル規模へと成長しました。さらに、UFCとWWEを傘下に収める巨大コングロマリット「TKOグループ・ホールディングス」の取締役に就任したことで、名実ともにエンターテインメントビジネスの最高意思決定層へ食い込んでいます。
「7ブックス・プロダクション(Seven Bucks Productions)」を率いて映画製作の主導権を握り、自らのブランド価値を最大化させるビジネスモデルは、現代ハリウッドにおけるセレブリティ・アントレプレナーシップの完成形と評価されています。