大会を長年支え、盛り上げてきたのが、バルセロナ・アトランタ五輪メダリストの有森裕子さんと、プロランニングコーチの金哲彦さんだ。有森さんは「自分の限界を超えようとするランナーの背中を押す熱気が、富山には満ちている。新湊大橋の上から見える絶景は、誰もが『自分で走ってよかった』と胸を打たれるはず」と熱弁する。
一方、コース監修や技術的指導に定評のある金哲彦さんは、レース攻略の極意として「風との付き合い方」を挙げる。「新湊大橋での海風は気象条件によって激しく変化する。集団の後方に入って風よけを利用するなど、クレバーな走りを心がけることが完走への近道だ」とアドバイスを送る。レジェンドたちの知恵とエールは、走る者すべての大きな支えとなっている。