211系グリーン車の光と影!なぜ全廃?平屋と2階建ての真相の真相について、最新情報を詳しくお届けします。

211系の優等車両を語る上で欠かせないのが、バラエティ豊かな形式群です。編成内の機能分担や登場時期によって、車内設備や床下機器の配置が細かく作り分けられていました。

初期に製造された211系平屋サロは、以下の2形式でペアを組みました。

  • サロ211形:便所・洗面所および水タンクを設置。定員64名。
  • サロ210形:車掌室および業務用控室を設置。定員64名。

これに対し、バブル期以降の着席ニーズに応えて設計された2階建て車両がサロ213形とサロ212形です。両形式の主な違いは、平屋サロと同様に編成内で求められる付帯設備の有無にありました。

  • サロ213形:便所・洗面所を備え、定員は90名。1階・2階席に加え、車端部に平屋席を配置。
  • サロ212形:車掌室と機器室を備え、定員は90名。車掌業務の拠点となる設備を集約。

さらに運用の過渡期には、113系用として製造されていた2階建てグリーン車を改造したサロ124形の211系への組み込みも行われました。帯色を湘南色に変更し、ブレーキ装置を211系向けに改修した車両(のちにサロ213・212形100番台・1100番台へ改番)が加わったことで、編成美の中に独特のアクセントが生まれることとなったのです。