「3331 Arts Chiyodaという特定のハコは契約満了を迎えたが、アートを通じたソーシャルアクションの試みは終わらない」――閉館時のステートメントで表明された通り、中村政人氏と中核スタッフは新たな展開を加速させています。
ひとつの巨大な廃校舎に集約するモデルから、「地域分散型・ネットワーク型アートプロジェクト」への転換が図られました。神田エリアや外神田周辺の既存ビル、遊休不動産を活用したサテライト拠点「3331 Connect」の開設や、千代田区および他地域でのアートイベント連携、都市アーカイブ事業など、拠点を単一の場所にとどめない柔軟なクリエイティブ活動が継続されています。
入居していた多数のコマーシャルギャラリーやクリエイターたちも、近隣の馬喰町、神田、日本橋、あるいは天王洲や六本木などのアート特化エリアへ各々移転し、3331発信のネットワークが東京の都市空間全体へと拡散・再定着する結果を生み出しています。