650億円の巨費は回収できたのか?東京スカイツリー開業から14年、変貌するインバウンド経済と「新・建設費」の真実について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

タワー単体の建設費として公表されている650億円。しかし、これだけでスカイツリーが建ったわけではない。東武鉄道が主導したこの一大プロジェクトには、周辺の土地買収、駅の改修、そして商業施設「東京ソラマチ」の建設などを含め、総額約1430億円もの事業費が投じられた。巨大な鉄骨を組み上げるための特殊鋼材や、世界初となる超高層制振技術の開発には、当時の日本の土木・建築技術の粋が集められた。まさに国家レベルのプロジェクトだったのだ。