自動車の個別化が進むなかで、どのような数字が支持されているのだろうか。全国のナンバープレート管理を行う全国自動車標識協議会や、軽自動車の登録を管轄する軽自動車検査協会の最新傾向を分析すると、一貫して上位を占める不動の定番数字が存在する。
王座に君臨し続けるのは「1」だ。ナンバーのトップに立つという分かりやすい象徴性や、頂点を目指す美学が多くのドライバーを引きつけて離さない。次いで根強い支持を得ているのが「8」や「8888」といった数字だ。漢字の「八」が末広がりで縁起が良いことに加え、横に倒すと無限大(∞)を意味することから、商売繁盛や持続的な幸運を願う層に絶大な支持を誇る。
さらに近年、急速にランクインを果たし定着したのが「358」という3桁の組み合わせだ。奇数と偶数のバランス、さらには吉数としての評判が口コミやSNSを通じて爆発的に広まった。1999年に本格導入された希望ナンバー制度は、現在ではドライバーが愛車に個性を付与する手段として完全に日常に溶け込んでいる。