愛知県の高校受験において、受験生が必ず直面するのが「どの模試の判定を信頼すべきか」という問題です。県内二大模試である佐鳴予備校の「愛知県公立高校 合格判定模試(進学模試)」と一般財団法人愛知県教育振興会等が後援する「愛知全県模試」には、母集団と判定の出方に明確な違いが存在します。
大手塾の塾生を主体とする佐鳴模試は、上位層の厚みが特徴です。これに対して、個人塾や一般受験生、中学校単位での受験も多い愛知全県模試は、県内全体の受験者層を広く網羅しています。
愛知全県模試 偏差値 比較を行うと、おおむね次のような傾向が見られます。
- 佐鳴模試の偏差値60:愛知全県模試における偏差値63〜65相当(上位校受験生の母集団が濃いため、佐鳴模試では偏差値が低めに出やすい)。
- 旭丘・明和の判定基準:佐鳴模試では偏差値64以上でA・B判定が出る一方、全県模試では偏差値68〜70以上が求められる。
実際の指導現場や受験生のSNS上では、「佐鳴の模試でC判定だったが、全県模試では合格圏のA判定が出て迷った」という声が頻出します。経験豊富な進路指導員は「上位進学校を目指す場合、佐鳴模試のシビアな判定で揉まれることで、本番のマークシート高得点競争に対する耐性が身につく」と分析しています。