話題沸騰中の ミシンのボビン巻き方完全攻略!糸が絡む原因とプロ直伝の失敗ゼロ手順について、詳しいまとめをご紹介しています。

ミシンの下糸巻きは、単にボビンに糸を巻き付ければ良いというものではありません。糸に適正な張力(テンション)をかけながら、硬く均一な円筒状に巻き上げることが、美しい縫い目を作る絶対条件です。

まずは、あらゆる家庭用ミシンに共通するボビン穴の糸の通し方と基本ステップを整理します。

ステップ1:糸立て棒から糸案内への正確な誘導
スプール(糸コマ)を糸立て棒にセットし、糸コマ押さえでしっかり固定します。極端に大きな押さえを使うと糸の引き出し抵抗になり、小さすぎると糸コマが踊って糸絡みの原因になります。次に、ミシン上部にある「下糸巻き案内(丸いテンションディスク)」へ糸を導きます。ここを通過する際、ディスクの皿と皿の隙間に糸をカチッと奥まで挟み込むことが極めて重要です。

ステップ2:ボビン穴への糸通しと軸へのセット
ボビンの内側から上部の小さな穴へ向かって糸を通し、端を5〜10cmほど出しておきます。そのままボビンを下糸巻き軸へ差し込み、軸を右側(巻き取り位置)へカチッとスライドさせます。

ステップ3:巻き始めの固定と余分な糸の切断
穴から出した糸端を手でピンと真上に張った状態で、スタートボタンまたはフットコントローラーをゆっくり踏み込み、5〜6回転ほど巻き取ります。一度回転を止め、穴から出ている余分な糸端を根元からハサミでカットします。この糸端を残したまま高速回転させると、軸に巻き込まれてモーターロックを引き起こすため注意が必要です。

ステップ4:高速均一巻きと自動停止
糸端を切断したら、スピード調節レバーを中速〜高速にして一気に巻き上げます。低速で巻くよりも、一定以上の速度を保った方が張力が安定し、締まった糸玉が作れます。ボビンの8割から9割程度まで巻かれると、ストッパーが作動して自動停止(または空回り)します。軸を左側へ戻し、糸をカットして取り出せば完成です。