学内のグローバル化もまた、2026年の重大なテーマだ。アジア圏を中心とした外国人留学生の受け入れ数は過去最高水準に達しており、サステナビリティ科学やアジア防災研究といった領域では、国際色豊かな研究コミュニティが形成されている。キャンパス内の食堂では多言語が飛び交い、宗教的配慮に合わせたメニュー提供など、多様性への対応も急速に進んだ。
一方で、内なる課題も浮き彫りになる。日本人学生の海外留学に対する慎重姿勢や、英語による授業体制の整備不足など、国際化のスピードには偏りが見られる。国際的な大学ランキングでの競争力が問われる中、多様なバックグラウンドを持つ研究者や学生を引きつけ続けるための魅力的な環境作りが急務だ。