裁判終結から長い年月が経過した現在、「面白い恋人」はどのような状況にあるのでしょうか。
和解を受けてリニューアルされた新パッケージは、かつての「青と白のグラデーション」から、関西の歴史と賑やかさを象徴するレトロ調のゴールドとブラウンを基調とした意匠へと一新されました。中央の大阪城のイラストも独自のアートワークとなり、誰が見ても「大阪独自のお笑い土産」と認識できるデザインに昇華されています。
販売エリアについては、現在も和解協定が厳格に守られています。JR新大阪駅、大阪駅、関西国際空港、伊丹空港、道頓堀などの主要土産店を中心に展開され、関西を訪れた観光客が「大阪ならではの定番ネタ土産」として買い求める光景がすっかり定着しました。
一方の本家・石屋製菓も、北海道内限定販売の原則を守りつつ、直営の体験型テーマパーク「白い恋人パーク」の魅力向上や、銀座をはじめとする道外向け新ブランド「ISHIYA G」の展開など、圧倒的なブランドプレミアムを確立。両者は全く異なる立ち位置で、それぞれの市場を牽引しています。