インターネット上の掲示板やSNSでは、一部極端な意見も見られます。後悔のない選択をするために、誤解されやすい2つのポイントを整理しておきます。
誤解1:「専門学校卒だと大手ゼネコンの設計には入れない?」
大手スーパーゼネコンの意匠設計(デザイン部門)などは国立大・名門私大大学院卒が集中するためハードルが高いのは事実です。しかし、施工管理(現場監督)や住宅設計、構造CADオペレーションなどの領域では、専門学校卒の採用枠が豊富に存在します。実力主義の建築業界において、20代のうちに二級建築士を取得し現場経験を積むことで、大卒以上の市場価値を獲得している卒業生は数多く存在します。
誤解2:「数学や図工が得意でないと授業についていけない?」
建築には構造力学などの計算や空間把握力が求められますが、専門学校の授業はゼロベースで設計されています。中学レベルの基礎数学の学び直しからスタートするため、文系学科出身者でもカリキュラムを真面目に消化していけば十分に対応可能です。重要なのは才能ではなく、日々の課題提出を投げ出さない自己管理能力です。