Q1:宝塚の男役メイクのやり方は、一般人の日常メイクやコスプレにも応用できますか?
A1:日常メイクには濃すぎるものの、骨格を強調するノーズシャドウの入れ方や眉頭のぼかし方は立体小顔メイクにそのまま応用可能です。また、アニメや舞台の男装コスプレにおいては、ダブルラインの引き方や三善のクラウンカラーを用いた陰影作りが非常に高い再現性を発揮します。
Q2:男役と娘役のメイクでは、どのような違いがあるのでしょうか?
A2:男役が直線・陰影・マットな陶器肌で精悍さを表現するのに対し、娘役は曲線・華やかな血色感・パール感を重視します。娘役は眉を柔らかいアーチ状に描き、ピンクや赤系のチークやリップを効かせ、つけまつげも丸みのある愛らしい目元を演出するデザインを選びます。
Q3:タカラジェンヌはどのようにして自分に似合うメイクを習得していくのですか?
A3:音楽学校予科生時代の基礎授業から始まり、劇団配属後は同じ組の上級生から手取り足取りアドバイスを受けます。「化粧前」と呼ばれる楽屋の鏡前で先輩の技術を見て学び、新人公演や本公演を重ねる中で自身の顔立ちの強みを引き出す独自の手法を確立していきます。