栄光の絶頂から一転、失意の底へと突き落とされた2021年の事態は、いまだ多くのファンの記憶に新しい。名門・興国生命ピンクスパイダーズの中心選手として連戦連勝を重ねていたイ・ジェヨンだが、小中学生時代のいじめ疑惑がSNS上で告発されたことで事態は一変した。過去の物議は瞬く間に社会問題化し、メディアの激しい批判に晒された。
チームは彼女に対して無期限の出場停止処分を下した。女子バレーボール人気を牽引していたスター選手の失脚は、興国生命ピンクスパイダーズだけでなくリーグ全体の勢力図をも揺るがした。スポンサーの撤退やファンの分裂など、クラブが被った痛手は計り知れない。コート上での輝かしい実績も、一瞬にして過去の遺物と化してしまったのだ。