善意を投じる生活者にとって、「集まったお金が本当に正しく使われているのか」という点は最大の関心事です。番組公式およびチャリティー委員会の公表資料によると、24時間テレビ寄付金の使い道は主に以下の3分野に厳格に配分されています。
第1が福祉支援であり、高齢者や障害者の移動を支える「福祉車両(リフト付きバスやスロープ付き軽自動車)」の全国各地の施設への無償贈呈が代表例です。第2が災害復興支援で、能登半島地震をはじめとする国内の大規模自然災害への緊急支援物資や義援金として迅速に充当されます。第3が環境保護活動で、全国の河川・海洋清掃や環境保全活動を担う団体への助成金として使われています。
これらの活動において、イオングループが果たしてきた役割は極めて巨大です。過去のCSR報告書および公表データによると、イオングループ単体でのイオン募金総額実績は累計40億円以上に達し、毎年全国から集まる募金総額(約8億〜15億円規模)のうち、実に3割から4割近くをイオングループ店頭および関連窓口が占めているという計算になります。単なる一協賛企業という枠を超え、日本の民間チャリティーインフラそのものを支える大動脈となっているのが実情です。