フードコートに足を踏み入れると、香ばしい醤油とスープの香りが漂い、食欲を激しくそそられる。名物の代表格は、地元の食文化を色で表現した「高岡カラーラーメン」だ。富山ブラックの系譜を継ぐ深みのある黒をはじめ、赤、緑、黄、白と視覚的にも鮮やかなラインナップが並ぶ。
さらに異彩を放つのが、大食いファンやSNSを騒がせる「爆盛り(デカ盛り)」メニューの数々である。総重量数キログラムにおよぶ観音うどんやデカ盛りラーメン、特大カツ丼など、挑戦意欲を掻き立てるメニュー群がズラリと品書きを飾る。一見すると奇抜な企画性ばかりが注目されがちだが、一口啜れば出汁の旨味と麺の歯ごたえが本物であることが分かる。ただの話題づくりにとどまらない職人の意地が、リピーターを増やし続ける理由だ。