近年のトレンドとして見逃せないのが、「スキャンダルによる都落ち」ではなく、本人のセルフブランディングの一環としての移籍が増えている点だ。SNS全盛の時代において、名前が知られていること自体が極めて強力なデジタル資本となる。
テレビや舞台で培ったネームバリューを、そのままWebコンテンツの強烈な集客力へと変換する。大手メーカーの専属女優としてデビューすれば、初週の売り上げランキングを独占し、世界中のファンからの有料配信や個人ファンクラブへの流入を一気に期待できる。かつてのような「禁忌」としての境界線は薄れ、より直接的な収益化ビジネスとして捉える当事者も現れている。