別府駅から徒歩約8分、かつての歓楽街の風情を残す楠銀天街のほど近くに店を構える「海鮮いづつ」。暖簾をくぐると、気取らない大衆的な空間に磯の香りと活気が満ちています。同店が別府屈指の超人気店として君臨し続ける最大の理由は、「元魚屋直営」という圧倒的な仕入れルートの強みにあります。
豊後水道の荒波で育った魚介類は、身の締まりと脂の乗りが全国屈指の品質を誇ります。一般的な飲食店では中間マージンや輸送コストがかさむ高級地魚を、同店は独自の仕入れ力によって限界までコストを抑えて提供しています。店主の鋭い目利きによって毎朝競り落とされる魚は、鮮度・旨味ともに申し分なく、観光客だけでなく舌の肥えた地元住民が日常的に通い詰める原動力となっています。
さらに、単なる「安さ」にとどまらず、切り身の一枚一枚に施された丁寧な下処理や、大分ならではの甘みのある醤油文化に合わせた味付けなど、職人技が光る調理法もリピーターを惹きつけて離さない決定打となっています。