「は・か・た・の・塩!」というフレーズから、工場はすべて伯方島にあると思われがちだ。しかし、現在その中核を担っているのは隣の大三島にある。地理的な正確さを期すならば、現在の主要な生産拠点は愛媛県今治市大三島町に位置する大三島工場だ。
かつて塩田が広がっていた伯方島は、この塩が誕生した象徴的なルーツであり、創業の精神が宿る場所だ。しかし事業の拡大と高度な衛生管理、さらには環境負荷の低減を追求する中で、瀬戸内海国立公園の豊かな自然に抱かれた大三島へと最新鋭の生産ラインが開設された。島を渡る風と澄んだ海に囲まれたこの地で、日々大量の塩が生み出され、全国へと出荷されている。