一人暮らしのワンルームやベランダが狭い物件では、大きな布団カバーを干すスペースの確保が最大の悩みどころです。しかし、干し方の工夫ひとつで限られた空間でもスピーディーに乾燥させることができます。
室内で乾かす際の基本テクニックが部屋干しの「M字干し」です。2本の物干し竿やハンガーを並べ、カバーがM字を描くように渡して掛けることで、布と布の間に広い空間が生まれ、空気の通り道が確保されます。ピンチハンガーの周囲を囲むようにジグザグに留める「スパイラル干し(渦巻き干し)」も、省スペースで驚くほど速く乾く有効な手法です。さらに下からサーキュレーターや扇風機の風を当てることで、部屋干し特有の嫌な臭いを防ぎつつ乾燥時間を大幅に短縮できます。
天候が悪い日が続く場合や徹底した衛生管理を行いたいときは、コインランドリーの乾燥機を活用するのも賢い選択です。ダニは50℃以上の熱に20〜30分、60℃以上なら一瞬で死滅するとされています。家庭用天日干しでは到達できない高温風をコインランドリーで当てることにより、ダニを完全に駆除しながらふっくらと仕上げることが可能です。