日本で最も取り扱い事件数が多く、初めての傍聴にうってつけなのが東京地方裁判所(霞が関)です。最寄り駅の東京メトロ「霞ヶ関駅」A1出口を出てすぐの場所に位置しており、アクセスも抜群です。
敷地内に入ってから法廷の席に座るまでの具体的な手順は次の通りです。
① 入館ゲートでのセキュリティチェック
裁判所の正面玄関を入ると、空港と同様の手荷物検査(X線検査装置)と金属探知機ゲートが設置されています。カバンをトレーに乗せ、ポケットの中の鍵やスマートフォンを出してゲートをくぐります。危険物の持ち込みがなければ数十秒で通過できます。
② ロビーで「開廷表」を確認する
手荷物検査を抜けたロビーエリアには、その日に行われる裁判のスケジュールが一覧になった「開廷表(事件一覧)」がタッチパネル端末や用紙ファイルで設置されています。ここで何階のどの法廷で、どんな事件が何時から行われるかを確認します。
③ 法廷へ移動し、静かに入室する
目的の法廷階へエレベーターで上がります。法廷の重い木製ドアの前には「開廷中」のランプや案内板が出ています。扉を静かに開け、後方に配置された傍聴席の空いている席に腰掛けます。入退室時に裁判官へ向かって軽く一礼するのが一般的なマナーです。