アルファベットを入力した際に勝手に大文字へ固定される現象は、キーボードの故障ではなくCapsLock(Capital Lock)が作動している状態です。本来このキーは、英文で大文字を連続してタイピングする際に、Shiftキーを押し続ける負担を減らす目的で設計されました。
しかし、日本語入力を主体とする環境では、大文字のみを長文で打ち続ける機会は極めて稀です。それにもかかわらず、多くのキーボードではホームポジションの小指が最も届きやすい「A」キーの左隣に鎮座しています。そのため、タイピング中にShiftキーやTabキー、Aキーを押そうとした小指がわずかにずれ、キャップスロックが勝手にオンになる原因を作っています。
CapsLockがオンになっているかどうかは、キーボード上のインジケーターランプで判別できます。キー自体に小さなLEDが埋め込まれているタイプや、キーボード右上・右側面に「Caps」「A」といった表記のランプが点灯していれば、大文字固定モードが有効になっています。