車のハザードランプ本来の使い方は?道交法の真実とサンキュー点滅の罠の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

一方で、法的な義務ではなくとも、警察や高速道路各社(NEXCOなど)が強く推奨している合図も存在します。その代表例が高速道路の渋滞最後尾でのハザード点滅です。

高速道路では後続車の接近速度が非常に速いため、前方の減速に気づくのが遅れると重大な多重追突事故に直結します。渋滞の最後尾に追いついた車両がいち早くハザードランプを点滅させることで、後続ドライバーに対して「前方に完全停止または著しい減速車両がある」という明確な警戒サインを送ることができます。後続車がハザードを焚きながら近づいてきたことをバックミラーで確認できたら、ランプを消灯するのが理想的な運用です。

また、商業施設などの駐車場でバック駐車を行う際、後続車や周囲の歩行者に「これから駐車のためにバックします」と伝える目的でハザードを点滅させる行為も広く普及しています。近年では、ギアをバック(R)に入れると自動で点滅する「リバース連動ハザード」の後付けキットを装着する車両も増えてきました。ただし、点滅速度や光の明るさが保安基準に適合していない後付けパーツを装着すると、車検に通らなくなる場合があるため注意が必要です。