手軽に楽しめる赤べこシールですが、インターネット上では一部誤った情報や、貼り付け後のトラブルに関する相談も見受けられます。特に注意すべき2つの盲点を解説します。
誤解①:「100均の紙シールに透明テープを重ねれば車や屋外でも使える」
これは最もトラブルに繋がりやすい誤解です。一般の文具用シールに使われている粘着剤は、夏の炎天下(車体表面温度が70度を超える環境)を想定していません。熱で糊がドロドロに溶けてボディのクリア塗装に侵食したり、逆に紫外線で糊が硬化してガラスから綺麗に剥がせなくなったりするリスクがあります。屋外や車両には、必ず『屋外耐候性塩ビシート』が明記された専用ステッカーを使用してください。
誤解②:「蒔絵シールは爪で簡単に剥がせる」
蒔絵転写シールは、一度完全に定着すると極めて強固な接着力を発揮します。無理に爪や金属ヘラで擦り落とそうとすると、貼り付け対象(スマホ本体や高級ケース)の表面コーティングを傷つける原因になります。剥がす際は、セロハンテープをシールの上に強く押し当てて一気に引き上げるか、無水エタノールを含ませた布で糊をゆっくりふやかしながら除去するのが正しい手順です。