番組の真骨頂は、容赦のない外来種駆除のリアリティにある。1メートルを超える巨大アリゲーターガーや、鋭いアゴを持つカミツキガメ、繁殖力の高いミシシッピアカミミガメなど、水中に潜む脅威との闘いはまさに緊迫のドキュメンタリーだ。
現場で指導にあたる静岡大学教授の加藤英明氏をはじめとする専門家たちの存在は不可欠である。捕獲した外来種をただ駆除するだけでなく、なぜここまで繁殖したのか、本来あるべき生態系保全のあり方とは何かを現場の視線から訴えかける。泥に足をとられながら巨大魚と対峙する緊迫感は、カメラ越しにも観客の息をのませる。