Q1:モナコとインドネシアの国旗はなぜ同じデザインなのに変更されないのですか?
A1:両国ともに数百年にわたる確固たる歴史的根拠(モナコは14世紀のグリマルディ家の紋章、インドネシアは13世紀のマジャパヒト王国の聖旗)を持っているためです。意匠の重複が発覚した際も、お互いの歴史的尊厳を認めた上で「旗の縦横比(モナコ4:5、インドネシア2:3)」を明確に変えることで合意し、現在も国際的に平和的に共存しています。
Q2:なぜスイスの国旗だけ正方形(1:1)なのですか?
A2:中世の神聖ローマ帝国時代、戦場で掲げられた軍旗が正方形であった伝統をそのまま継承しているためです。世界190カ国以上の国旗の中で、正方形が公式規格とされているのはスイスとバチカン市国の2カ国のみです。ただし、国際オリンピック委員会(IOC)の式典や国連本部での掲揚など、国際的な統一プロトコルが求め出される場では例外的に「2:3」の長方形バージョンが使用されることもあります。
Q3:赤と白の2色国旗は世界に全部でいくつありますか?
A3:国際連合加盟国の中で、完全に赤と白の2色のみで構成されている国旗は日本、インドネシア、モナコ、ポーランド、スイス、デンマーク、カナダ、トルコ、オーストリア、シンガポール、バーレーン、カタール(赤茶色)、ラトビア(カーマイン色)、マルタ、ジョージアなど約15〜18カ国存在します。さらにグリーンランドや香港などの地域旗を含めると20を超え、2色旗の組み合わせとしては世界で最も採用数の多いカテゴリーです。