主役を取り巻く2人の潜伏工作員を演じたキャストの存在感も見逃せない。ロックミュージシャンを目指す潜伏員を軽妙かつ切なく演じたパク・ギウンと、最年少の監視役として過酷な運命に翻弄される高校生を演じたイ・ヒョヌ。この3人の化学反応こそが、物語の情感を極限まで高めている。
配給を担当した大型映画製作・配給会社のShowboxは、従来の軍事アクション映画とは一線を画す「人間ドラマとしての切なさ」を前面に押し出すブランディングを展開した。悲劇的な運命に向かって走る若者たちの絆は、劇場公開当時、韓国国内で700万人を超える観客の涙を絞り取った。