事態を重く見た警察当局は、即座に大規模な態勢を構築した。群馬県警察本部と地元を管轄する群馬県太田警察署は共同で特別捜査本部を設立。指揮を執る捜査一課長のもと、100名を超える捜査員が投入される異例の厳戒態勢が敷かれた。太田市全域から隣接自治体に至るまで、検問と立ち寄り先の徹底捜査が実施されている。
「一刻も早い身柄確保と全貌解明に向け、全力を注ぐ」。捜査会議の冒頭で捜査一課長が指示を出した通り、現場周辺のローラー作戦や聞き込み捜査は昼夜を問わず行われている。地域社会の不安を払拭するため、警察組織の総力を挙げた包囲網が犯人を徐々に追い詰めている。