「ちょろいもんだぜ」という言葉には、もう一つの強力な側面があります。それが「死亡フラグ」「負けフラグ」の決定打としての役割です。
物語の脚本上、主人公や味方、あるいは敵のザコ兵士が「こんな任務、ちょろいもんだぜ」「あんな敵などちょろいもんよ」と口にした瞬間、以下のような展開が約束されます。
- 倒したはずの敵が巨大化・変身して復活する
- 背後から未知の伏兵やボスキャラクターが登場する
- トラップが発動し、退路を断たれて大パニックに陥る
慢心は創作物における最大の破滅トリガーです。ネットカルチャーではこの構造がミーム化され、SNSや動画配信で「ちょろいもんだぜ」と投稿した直後にゲームオーバーになったり、大失敗したりする流れが「美しい前振り(フリとオチ)」として定着しました。