初盆当日の立ち振る舞いや、都合がつかず参列できない場合の対応にも細やかな配慮が求められます。
法要当日に香典を渡すタイミング
法要会場(自宅または寺院)に到着したら、施主に挨拶をするタイミングでお渡しします。受付が設けられている大規模な法要では記帳を済ませた後に受付で手渡し、受付がない個人宅の場合は、施主へのお悔やみの挨拶を述べる際に差し出します。
渡す際は、袱紗から香典袋を取り出し、畳んだ袱紗の上に香典袋を乗せます。相手から見て表書きの文字が正しく読める向き(時計回りに180度回転)にして、両手を添えて「心ばかりですが、御仏前にお供えください」と一言添えて手渡します。勝手に仏壇へ直接供える行為は避け、必ず施主の手を通すのがマナーです。
欠席する場合に香典を郵送する手順
遠方に住んでいる、あるいは都合により参列できない場合は、現金を普通郵便で送ることは法律(郵便法第17条)で禁止されているため、必ず郵便局の「現金書留」を利用します。
不祝儀袋に現金を包んで表書きと中袋を整えた上で、現金書留封筒にそのまま封入します。その際、現金だけを送るのではなく、法要に伺えない非礼を詫びる手紙(一筆箋や添え状)を同封するのが礼儀です。郵送のタイミングは、初盆法要が執り行われる前日までに届くよう手配します。お盆期間(8月13日〜16日前後、東京など旧暦地域は7月13日〜16日前後)の施主宅は多忙を極めるため、早めの発送が喜ばれます。