「初代バチェラー」の肩書きに甘んじることなく、実業家としての本領を遺憾なく発揮しているのが久保裕丈だ。東京大学大学院卒、元コンサルタントという輝かしい経歴を持つ彼は、番組出演後の2018年に家具・家電のサブスクリプションサービスを展開する株式会社CLASを設立した。
「持たない、捨てない身軽な暮らし」を掲げた同社のビジネスモデルは、循環型社会(サーキュラーエコノミー)の潮流と合致し、瞬く間に急成長。数々の資金調達を成功させ、個人向けのみならず法人向けオフィス家具の導入支援など事業領域を拡大し続けている。メディア露出の際も単なるタレントではなく、スタートアップ界を牽引する敏腕経営者としてのオピニオンが求められる存在となった。
恋愛リアリティショーの主役という枠を軽々と飛び越え、社会に新たなインフラを根付かせようとする久保の手腕。その挑戦はビジネス界からも熱い視線を浴びている。