創価学会に所属していることを本人が公の場で認め、あるいは機関紙である『聖教新聞』紙面で自らの信仰体験を語っているタレントは、俗に「公表組」と呼ばれます。学会内部には文化・芸能に携わる信徒で構成される「芸術部」という専門部署が存在し、知名度の高いタレントがその役職に就いているケースが確認されています。
代表的な存在として広く知られているのが、お笑いタレントの久本雅美です。彼女は副芸術部長などの要職を務め、聖教新聞のインタビューや学会系の広報ビデオに幾度となく登場してきました。下積み時代の極貧生活や精神的な苦悩を信仰の実践によって乗り越えた体験談は、信徒の間で広く共有されています。同様に、劇団WAHAHA本舗で苦楽を共にした柴田理恵も入会を公にしており、長年にわたって信仰を支えとしてきたことを隠していません。
音楽界では、歌手の山本リンダが芸術部女性部長や副芸術部長を歴任し、大規模な幹部会などで登壇を重ねてきました。また、タレントの彦摩呂も芸術部副部長として地方の文化講演会などで精力的に体験談を語っていることが報道各社の取材や学会広報から確認されています。そのほか、ロックバンドのボーカルである高橋ジョージや、往年の大スターである雪村いづみ、女優の岸本加世子なども、紙面での登場歴や公の場での発言から確固たる信仰を持つ公表組として知られています。
彼らに共通するのは、信仰を恥じることなく自らのキャリアを好転させた原動力として肯定的に語っている点です。組織内での役職は単なる名誉職ではなく、地域の信徒を励ます会合への出席や選挙支援の旗振り役としての実質的な影響力を伴うケースが見受けられます。