新宿・歌舞伎町の北側に位置する大久保公園。かつては地域住民の憩いの場であり、多文化共生のイベントが開かれる賑やかな公園だった。しかし、ここ数年でその表情は劇的に変化した。日が落ちると、公園を囲む柵沿いにポツリポツリと女性たちが立ち始める。年齢層は10代後半から20代前半が中心だ。
かつての街頭買春と異なり、現代の路上では交際クラブや風俗店を介さないダイレクトな取引が行われている。SNSやマッチングアプリで客を募る手法と、直接街頭に立つやり方がシームレスに結びつき、独自の暗黙のルールが形成された。行き交う男性と目線を合わせ、短時間の交渉で立ち去る。その手際の良さと日常化した空気感は、通行人に強い衝撃を与え続けている。