過去に開催された作品展で証明されたように、彼の造形感覚と集中力は群を抜いている。細部まで徹底的に作り込まれたフィギュアや、圧倒的な色彩で描かれた絵画。それらは単なるタレントの趣味の域を遥かに超え、見る者の感情を揺さぶる強烈な熱量を放っていた。
ステージ上で見せていた圧倒的なダンスのキレや歌唱力。あの表現力の源泉にあったものは、根底でアート制作と深くつながっている。カメラのレンズから解放された現在、その創作意欲はより純化された形で作品へと昇華されているに違いない。風の噂として聞こえてくる近作の存在は、彼が今この瞬間も表現者として生きている動かぬ証拠だ。