生野区は大阪市内でも有数の木造住宅密集地域を抱えており、狭小な路地が多く大型消防車の進入が困難なエリアが点在する。2026年、区庁舎内の防災対策本部では、最新のセンシング技術を活用した新しい避難・救助システムが稼働を始めた。
火災や地震が発生した際、上空へ自動発進する小型ドローンがリアルタイムで路地の状況や煙の広がりを撮影する。その情報は避難所や住民のスマートフォンに直ちに配信され、安全な退路を提示する仕組みだ。昔ながらの地域近所づきあいと、先進的なテクノロジーの融合が、万が一の被害を最小限に抑える。