彼女の美貌の頂点を記録したメディアとして、今なお愛好家の間で伝説視されているのが1997年刊行の『写真集 eternal』だ。奇をてらった露出や過度な演出に頼らず、自然光とシンプルなロケーションの中で彼女本来の素材美を徹底的に引き出した構成が際立っている。
陶器のように澄み切った肌、凛とした瞳の強さ、そして女性らしい柔らかな曲線。時代ごとのメイクトレンドに左右されない普遍的なエレガンスが凝縮されたこの一冊は、古書市場でも高い評価を保ち続けている。ポートレート写真の歴史においても、突出した完成度を誇る金字塔といえる。