2024年九州場所での幕内初優勝(14勝1敗)をはじめ、大関昇進後も大崩れすることのない盤石の相撲を取り続けている琴櫻。2026年の本場所においても、常に優勝争いの中心に位置づけられています。
日本相撲協会が定める横綱昇進の不文律は「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる好成績」です。現在の琴櫻の課題は、10勝前後の安定した勝ち越しにとどまらず、13勝以上のハイアベレージで賜杯を抱き切る「爆発力」と「決定力」にあります。
立ち合いからの厳しいおっつけと、右四つからの力強い寄り、そして豪快な上手投げ。守備的な相撲から前へ出る圧力相撲へのモデルチェンジが2025年から2026年にかけて結実しつつあり、横綱昇進の期待値は角界関係者の間でも極めて高い水準を維持しています。