順風満帆に見えるイ・シニョンのキャリアですが、最大の試練となったのが『愛の不時着』の放送真っ只中だった2020年2月に発生した「中学時代の校内暴力(いじめ)疑惑」でした。人気急上昇の最中にネット掲示板へ匿名の暴露文が投稿され、ドラマ降板を求める声が上がるなど一時騒然となりました。
しかし、このイ・シニョンいじめ疑惑の真相は、所属事務所による迅速かつ綿密な調査、そして何より告発者自身の証言撤回によって、完全な事実無根であることが明らかになっています。
所属事務所Forest Entertainmentは疑惑提起の直後、本人はもちろんのこと、当時の学校関係者、同級生、被害を訴えたとされる人物への直接ヒアリングを即座に実施しました。その結果、イ・シニョンが暴力や暴言に関与した客観的証拠は一切存在しないことが判明。さらに衝撃的だったのは、暴露文を投稿した張本人による「自筆の謝罪文」の公表でした。
告発者は自筆の手記において、「当時の自分自身の記憶が曖昧で歪んでいた。イ・シニョンとは関係のない別人の記憶と混同してしまい、嫉妬心から軽率な書き込みをしてしまった。深く謝罪する」と非を認め、投稿を削除しました。韓国芸能界では疑惑の浮上だけで活動休止に追い込まれるケースが頻発する中、客観的証拠の提示と当事者の謝罪によって数日間のうちに潔白が証明されたこの事例は、虚偽のネットリンチに対する極めて異例の早期解決劇として記録されています。