全国ネットのバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW極』をはじめとするメディアでも、この「二つの蓬莱問題」は度々取り上げられ、関西出身者と他地域出身者の間で熱い議論を巻き起こしてきた。地元関西の住民にとって、見分けのポイントは極めて明快だ。
最もわかりやすい識別点は、パッケージに「551」という3桁の数字が入っているかどうかである。白地に赤の大胆な数字ロゴが刻まれ、カラシの小袋が添えられた温かい箱は551蓬莱の証だ。一方、蓬莱本館の製品は龍や中華風のトラディショナルな意匠が施され、上品な筆文字で「蓬莱本館」と記されている。
関西の地元民は用途に応じて両者を巧みに使い分ける。日帰り出張や旅行の帰路、あの強烈な香りを漂わせながら家族へのお土産として持ち帰るなら551のチルド・温売り一択。日々の朝食や夜食として冷凍庫に常備し、食べたい時にいつでも手軽にレンジ調理したい場合は、スーパーや通販で買える本館の個包装パックが重宝される。