家庭用のインクジェットプリンターにおいて、染料インクと顔料インクの双胴テストを実施した。染料インクではインクの浸透が素早く、表面の光沢感も保たれる一方、インク吐出量が多いベタ塗り部分では紙自体がわずかに波打つ「コックリング現象」が散見された。
さらに注目すべきは長期保存性だ。印刷直後の発色は良好であっても、直射日光が当たる窓辺に数週間放置する耐光テストでは、純正紙に比べて赤みや黄色みの抜けが早く進行する傾向が見られた。アルバムへの長期保存や額装して永年飾る目的には不向きだが、数週間から数ヶ月単位で差し替えるポスターやプレゼン資料用としては十分な耐用性を示している。