有名観光地に人が集中しすぎるオーバーツーリズムは、広島にとっても無視できない課題だ。そこで一役買っているのが、あまり知られていないエリアを拠点とするマイナーキャラクターたちである。
彼らは、ガイドブックには載っていない地元の隠れた名店や、絶景スポットを独自の切り口で紹介する。例えば、尾道の坂道にひっそりと佇む古民家カフェや、三次市の霧深いワイナリー。大混雑の定番ルートを避け、あえて「キャラクターに会いに行く」という新しい旅の動機が生まれている。これにより、観光客の足が自然と地方へと分散し、地域経済の均等な活性化に貢献しているのだ。