Db名シーン「これはクリリンの分」激闘の真実とアニメ原作の決定的な違いにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

週刊少年ジャンプの黄金期を支えたこの展開は、後の王道少年漫画のフォーマットを大きく塗り替えた。「仲間の死やピンチによって能力が覚醒する」という展開自体は古くから存在するが、これほどまでに圧倒的な絶望感と覚醒後のカタルシスを完璧に描写した例は稀である。

後続のヒット作における数々の覚醒シーンやバトルシーンの演出には、『ドラゴンボール』のこの一連の攻防からの影響が色濃く見受けられる。激しいバトル・アクションの中に人間ドラマと感情の爆発を落とし込む手法は、まさに鳥山明という稀代の天才が残した遺産といえる。