作中で一度も明かされることのなかったデスノート Lの本名は、「エル・ローライト(L Lawliet)」です。ファーストネームが「エル」、ファミリーネームが「ローライト」という構成になっています。
本編の連載中、読者に対しても彼の真の名は完全なトップシークレットとして伏せられていました。この事実が公式に明かされたのは、完結後に刊行された公式ファンブック『DEATH NOTE HOW TO READ 13』の初回限定特典である「本名カード」でした。袋とじに封入されたカードを開封した瞬間に初めて明かされたフルネームは、当時の読者コミュニティに大きな衝撃を与えました。
作中で本名が徹底的に隠された最大の理由は、デスノートの「顔と本名を知らなければ人間を殺害できない」という絶対的なルールに対抗するためです。デスノートの竜崎の正体は、世界各国の迷宮入り事件を解決してきた伝説の名探偵Lその人であり、キラにとって名前の判明は即座にLの敗北と死を意味していました。だからこそ、彼はあらゆる個人情報を消去し、影の存在として生きる道を選んでいたのです。