「ドコモの海外利用は危険」というイメージを持たれる最大の要因は、サービスの仕様と料金体系の誤解にあります。ドコモ海外高額請求理由を現場目線で深掘りすると、主に3つの明確な落とし穴が存在します。
第1の理由は、国際ローミングWORLD WINGの基本仕様に関する誤認です。ドコモの回線契約時、標準オプションとしてWORLD WINGに加入していれば海外の電波を自動で掴みますが、データ定額の利用手続きを行わないまま通信を行うと、高額な従量制通信、あるいは1日最大2,980円が課金される「海外パケ・ホーダイ」が自動適用されます。数日間の滞在で1万円超の請求になるケースの大半は、この設定漏れが原因です。
第2の理由は、ドコモ海外通話料の仕組みです。国内通話の定額オプション(「かけ放題オプション」など)は海外では一切適用されません。滞在国内での発信、日本への国際発信はもちろんのこと、注意すべきは「着信側にも1分あたり数十円〜数百円の着信料が発生する」点です。不要な営業電話や迷惑電話に出るだけでも課金が積み重なります。
第3の盲点が、ドコモ海外SMS料金です。SMSの受信自体は全世界で無料ですが、送信には1通あたり100円(非課税)前後の送信料がかかります。現地の認証コード受信などは問題ありませんが、チャット感覚でSMSを連投すると費用が跳ね上がる要因になります。