Q1:なぜ源氏物語は54帖あるのに「五十余巻」と表現されているのですか?
A1:平安時代当時は現代のように活字でナンバリングされた本ではなく、一帖ごとに巻物や冊子として書写されていました。また、系図や外伝的な巻を含めるかどうかで数え方に幅があり、全帖が揃っている状態を概数として「五十余巻」と呼んでいました。
Q2:更級日記の「源氏の五十余巻」で作者が手に入れた巻には何が含まれていましたか?
A2:本文中に「ざえ(帚木)・うぢ(宇治十帖)などのはべらぬを(欠けていない完全な揃い)」とあるように、冒頭の桐壺から最後の夢浮橋に至るまで、抜け落ちのない完全な全巻セットを手に入れたことを意味しています。
Q3:高校のテスト対策で「源氏の五十余巻」を勉強する際の最重要ポイントは?
A3:最重要ポイントは3点です。①「后の位も何にかはせむ」の反語表現と現代語訳、②「思ひくんず」「ひねもす」「夜もすがら」「あさまし」などの古語の意味、③物語に夢中だった思春期の自分を、晩年の作者が「はかなく、あさまし(浅はかで呆れたことだ)」と客観的に省みている回想構造の理解です。
Q4:源氏物語の現代語訳を全巻無料で読むことはできますか?
A4:著作権保護期間が満了している与謝野晶子訳であれば、「青空文庫」や各種電子書籍リーダーの無料版で全五十四帖を完全無料で読むことができます。また、国立国会図書館デジタルコレクション等でも各種翻刻版の閲覧が可能です。