話題性の高いカップヌードルCM曲ですが、ネット上ではいくつかの誤解や都市伝説めいた噂が飛び交うことも少なくありません。ここでは、取材データと公式事実に基づいて代表的な誤解を是正します。
誤解1:ネットミームやボカロ曲の起用は「悪ふざけのノリ」だけで決まっている?
画面上は混沌(カオス)を極めているCMであっても、その選曲プロセスは極めてロジカルです。日清食品の宣伝部は、ソーシャルリスニングツールを駆使して数ヶ月先のトレンドを予測し、エンゲージメント率や楽曲のテンポ(BPM)、歌詞の音素に至るまで厳密にテストを行っています。「カオスに見える緻密なマーケティングサイエンス」こそが真実です。
誤解2:替え歌CMは無断パロディであり、後から怒られて打ち切りになったことがある?
ネット掲示板などで「海外アーティストが激怒してCMがお蔵入りになった」という噂が散見されますが、これは明白な誤りです。日清食品のようなグローバル上場企業が正規のライセンス契約を結ばずにCMを放映することは法務上あり得ません。すべての替え歌は、原曲の著作権者・出版者・アーティスト本人による正規の書面許諾を経て制作・放映されています。