シリーズの生みの親であり、スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして舵を取ってきたジェニファー・リーは、メディアのインタビューで意味深な言葉を残している。「ひとつの映画では、私たちが投げかけた問いのすべてに答えきれない」。この発言は、物語が第4作へと直結する壮大な2部作構成であることを事実上認めたものとして大きな波紋を呼んだ。
物語のスケールは従来のミュージカル・ファンタジー映画の限界を軽々と突破しようとしている。姉妹がそれぞれ別の場所でリーダーシップを発揮する中で生じる価値観の摩擦や、過去の歴史に埋もれていた王国崩壊の危機など、大人をも唸らせる重層的なドラマが練り上げられている。クリエイター陣が「衝撃の展開」と称するプロットの核には、姉妹の絆そのものを試す過酷な選択が用意されているという。