ガブリアスを語る上で絶対に外せない最大のアイデンティティが、「素早さ種族値102」というピンポイントな数値です。
歴代の対戦環境において、素早さ種族値「100」にはリザードン、サンダー、ボーマンダ、ウルガモス、イーユイといった屈指の強豪アタッカーが密集してきました。この「100族」は対戦における重要なスピードの基準点であり、多くのポケモンが最速を目指して激しい同速勝負を繰り広げてきた歴史があります。
ガブリアスはこの100族激戦区を、わずか「2」だけ上回る102に設定されています。この「たった2の差」がもたらすアドバンテージは計り知れません。最速(性格補正+努力値252振り)を選択するだけで、同速勝負のリスクを完全に排除し、100族アタッカーに対して確実に先手を取ってタイプ一致の「じしん」や「げきりん」を叩き込めるのです。この絶妙なチューニングこそが、ガブリアスを長年トップメタの座に縛り付けている決定的な要因です。